輸送の安全にむけて
この度、運行管理者の『基礎講習』を受講して参りました。
3日間をかけて300ページ以上のテキスト2冊を元に
順を追って、輸送の安全を確保するための講義を受けていくのですが、
170名もの大人数が一堂に会し、講義を受けるのは、数十年ぶりで📝
とても懐かしい気持ちになりました😆
全国的に交通事故は右肩下がりに減ってきているそうですが、
それは、自動車の性能が大幅に向上したおかげと、
交通文化や安全風土が定着してきたのが理由ではないかと言われています。
山口県の高齢化率は全国第4位!
危険感知度も全国第4位!
県外から来られた方は『山口県は道が良いですね~』とよく仰いますが、
そのおかげでスピード超過による事故や違反が多いそうです。
『ゆっくり走ろう 防長路』『減速で ゆとり運転 防長路』
・・こんなスローガンも、山口県の特徴から生まれたものかも知れませんね🚗💨
2日目の講義の際、実際に事故に遭われた方の体験談を
伺う機会をいただきました。
この方はいわゆる『サンキュー事故』の被害者でした。
道を譲ってもらった車にはねられてしまったそうです。
道を譲ってもらうと、どうしても早く通過しようとして、
周りに気を配ることが疎かになってしまいますが、
安全が確保できない際には『サンキュー』ではなく
『ノーサンキュー』と断る勇気も必要ですね❌
3日目は事故についてのメカニズムや、
飲酒運転防止対策について学びました。
アルコールについてよくある誤解では、
①体の大きい人は小さい人よりお酒に強い
②お酒に強い人はアルコール依存症(アル中)になり難い
③ドリンク剤程度では「酒気帯び運転」にならない
④睡眠前のアルコールは寝つきをよくする
特に④の「寝酒」はアルコールで脳を麻痺させているだけで
本来の睡眠とは全く違い、眠りのパターンを壊すだけの
悪影響しかないそうです🍶
また、脳の構造は『いちご大福』にそっくりで、
柔らかく傷つき易いいちごを、餡と皮で守っていて、
アルコールで「皮」の部分が麻痺すると、
理性を失い、気が大きくなり「自分はまだ酔っていない」と思い、
更に「餡」の部分が麻痺すると、
本能を司る能力を失い、自制心が効かなくなってしまうそうです。
怖いですね・・
ここまでくると、いちごがつぶれてしまうのも時間の問題ですね💦
この講習会は、山口市にある山口県総合保険会館にて行われました。
館内では健康に関する情報や、体験が出来るコーナーがたくさんありました。
お子様連れでも楽しそうなブースもありましたよ👪
当社は、山口県での『みんなで子育て応援やまぐち』⬇⬇に参加し、
一昨年、仕事と子育ての両立に必要な職場環境の整備に
積極的に取り組んだ優良企業として表彰を受けました🎉
高齢化率第4位の山口県は、
子どもの出生数では全国の平均以下です。
交通安全に気をつけて、子育ての環境を整備し、
子どもも👦👧高齢者も👴👵安心して暮らせる
山口県になると良いですね🚗
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